信用取引の仕組みとは?メリット・デメリットを解説します✍️

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皆さん、お疲れ様です。

今回の記事では信用取引の仕組みやメリット・デメリットについて解説していきます。

株取引を始めたばかりの方は興味はあるけど。。。リスクがありそうで怖い。。。

など考えている方が多いかと思います。

この記事を参考にしてみてください✍️

信用取引とは?

信用取引とは、現金や保有している株式を証券会社に担保として預け、証券会社から株式や現金を借りて株式取引が出来ることです。

担保として預けた現金や株式の評価額の3.3倍までの株式取引が可能となります。

例えば。。。

A銘柄の株価が3,000円で単元株数は100株だったとします。

現物株式を購入するためには、3,000円×100株で30万円が必要になります。

しかし、信用取引を行う場合は、評価額の約3.3倍まで取引ができるため、10万円程度を証券会社に担保として預けることで、その銘柄の取引が可能になるということです。

そもそも何故、信用取引制度があるのでしょうか?

当たり前ですが、通常の現物取引の場合では、株式を購入するためにはその分の資金が必要になります。

また、株式を売却するためには株式を保有しておく必要があります。

しかし、これでは株式市場に参加できる投資家の数は限られてしまい、少しの売買高であっても株価が大きく変動してしまう恐れがあります。。。😅

それらを解決するために導入されているのが、信用取引制度です。

これにより、手持ちの資金などを預けることで、投資家がより多くの株式取引に参加できるようになり、さらに売買高も増えため株価の変動がより安定する仕組みとなっています。

信用取引の仕組みとは?

信用取引を行う場合、具体的に2つの方法があります。

  1. 信用買い(=買建)
  2. 信用売り(=売建)

信用買い(買建)

信用買いを行う流れは以下のようになります。

  • 証券会社に担保となる現金または株式を預ける
  • 証券会社から買付代金を借りる
  • 買付代金を使って株式を購入する

信用買いでは、一般的な現物取引と同様に株式の購入から取引がスタートします。

そのための資金を証券会社から借りら仕組みとなっています。

そのため、証券会社から借りている買い付け代金は必ず返済しなければなりません。

買い付け代金を返済する方法には2つがあります。

  1. 株式を決済(=売却)して返済を行う
  2. 買い付けた株式の代金を支払って、株式を保有しなおす

株式を決済して返済を行うことを「返済売り」、株式の代金を支払って、株式を保有しなおすことを「現引」または「品受」といいます。

信用売り(売建)

信用売りとはいわゆる「空売り」のことです。

信用売りを行う具体的な流れは以下の通りです。

  • 証券会社に担保となる現金または株式を預ける
  • 証券会社から売付株式を借りる
  • 売付株式を市場で売却する

信用売りは、株式を借りて売却することから取引がスタートします。

そして、信用買いと同じように、売付株式は証券会社から借りているため、こちらも返済が必要になります。

具体的に返済方法は以下の通りです。

  1. 株式を決済(=購入)して返済を行う
  2. 売却した株式と同じ銘柄・枚数を証券会社に返し、現金を引き取る

信用売りを行った後に、株式を決済して売付株式を返済することを「返済買い」や「買い戻し」などといいます。

また、売却した株式と同じ銘柄・枚数の現物を証券会社に返却することを「現渡」または「品渡」といいます。

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