株式分割後の株価は上がる?上がる仕組みを解説!

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本日は勉強記事です。

株式分割についてご説明しますが、投資歴が浅い方向けになりますので興味がない方はスルーしてください🙏

そもそも”株式分割”とは「発行株式数が増える代わりに1株あたりの株価が下がる」ことを言います。

また株式分割によって株価が上がりやすくなる傾向があります。

  • 株価が下がって買いやすくなる
  • 流動性が高まることで売買が容易になる
  • 売買のオプションが多くなる

しかし、気を付けなくてはならないのは必ずしも株価が上がるとは限らない事です。

また、株式分割では株主側(我々投資家)は何もしなくても問題ないです。

では詳しく見ていきましょう!

どうすれば株式分割の権利を得られるのか?

株式分割の「権利」を得るには、権利付き最終日(権利取り最終日)に、株式を保有している必要があります。

権利確定日ではなく、権利付き最終日(権利確定日の3営業日前)になるという点は注意してくださいです。

何故株価は上がりやすくなる?

株価が下がる事で購入者の増加が見込める

こちらはいたって単純な理由です。 単元株あたりの株価が下がることにより、より少ない資金での投資が可能となります。

例えば1株=10,000円の銘柄があったとします。

この銘柄が比率 1:2(1株⇒2株)での株式分割を実施したとします。

従来は最低購入代金1,000,000円が必要だったのに対して株式分割によって株価が半分になると、1株=5,125円となり、 最低購入代金も半分の500,000円で購入できるようになります。※単元株=100株

これにより資金が少ない投資家も買えるようになり参加者が増える事により株価は上がりやすくなる傾向があります。

流動性が高まる

株式数が多くなることにより、投資家が増えることが期待できます。

そのため株価が大きく変動する可能性があります。

売買のオプションが多くなる

オプション?と聞くとトレードの初心者の方はピンと来ないかもしれません。

オプションが多くなるとは売買の自由度が高まるという事です。

具体的に説明します。 先ほどの1株=10,000円の銘柄が株式分割によって100株⇒200株を実施したとします。

そうすると、株価が20%上昇した時にに100株を売却、30%上昇した時にに残りの100株を売却、といった複数回での売却が可能となります。

このように投資家は売買戦略の選択肢が増える事になります。

株式分割をする理由

そもそも株式分割をする銘柄の多くは株価が上昇しつづけている銘柄です。

その為、分割後の株価も上昇しやすくなる傾向があります。

業績も良く人気銘柄の株価がどんどん上がったとします。

投資家は今後もさらに株価の上昇が見込めると判断してもこれほど株価が上がってしまうと、下記のように考える方が多いかと思います。

“投資家の心理”

「ちょっと株価が上がりすぎ。。。買いづらい。。。」

” 企業の心理”

「株価が上がりすぎている為、投資家が買いづらくなっていると予想。。。株価を下げよう」*私の予想です

このように株式分割が実行されるのです。

経営者にとって、株価は非常に気になります。

なぜなら株価は市場の評価であるからです。

ですから、企業の成長に伴って株価が上昇しすぎると、株式分割を実施する事が多いです。

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