空売りのリスク
空売りを行う際に考えるべきリスクはどんなものがあるでしょうか?
私個人が考えるリスクは
- 低時価総額リスク
- 逆日歩(信用倍率)リスク
- 踏み上げリスク
低時価総額リスク
小型株と呼ばれるような時価総額が小さい銘柄に空売りを仕掛けた場合、暴騰するリスクがあります。
買い目線で新興株を監視していても。。。相場が終わったと思いきや復活上昇で高値更新するケースがありますよね。
そういった現象は時価総額が低いからこそ起こるものです。
したがって、空売りを仕掛ける銘柄の時価総額は必ずチェックしておく必要があります!
時価総額が小さい銘柄ではストップ高を連発されてしまい。。。空売りをロスカットしたくてもできないなんてこともあります。
低時価総額の銘柄は後述の逆日歩リスクも高いため、空売りで大きな利益を得る可能性と大きなリスクが共存していると考えましょう✍️
逆日歩(信用倍率)リスク
空売りは冒頭で記載したように株を「借りて売る」という行為です✍️
市場から貸すことのできる株数が減ってくると利息が必要になってきます。。。
これがいわゆる「逆日歩」という制度です✍️
逆日歩は銘柄ごとに定められるものですが、1日あたり1000円以上取られることも普通にあります。
空売りをした銘柄が逆日歩の合計以上に下落してくれれば良いのですが。。。逆日歩がついている銘柄を空売りする場合はこういったリスクがあります!
個人投資家が空売りをしたくなる銘柄ほど逆日歩がつきもので。。。逆日歩リスクに悩まされている個人投資家も多いです。
ちなみにデイトレの場合では、特別空売り料というものが取られます✍️
踏み上げリスク
逆日歩がついている銘柄は「売り長」といって信用売りのほうが信用買いよりも多い状況にあります✍️
つまり信用倍率が1未満ということですね。。。
そういった状況では買い手が大きな買いを入れて、信用売り勢のロスカットや利益確定を誘うことがあります。
これを「買い仕掛け」なんて呼びますが。。。もし買い仕掛けが成功して空売りが一斉に買い戻しを始めると踏み上げが起こります。
含み益が出ていれば助かるかもしれませんが、含み損の状態で踏み上げをくらうと非常に大きな損失につながります。
踏み上げリスクが空売りでもっとも恐ろしいリスクですのでしっかりとリスク管理が必要です。
では続いては皆さんからのコメントが多かった日証協について下記より説明します💁♂️
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