デジタルトランスフォーメーション(DX)を徹底解説✍️

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DXの象徴であるデジタルディスラプターの事例

紹介する企業は、すでに多くの方が実際に使用したり、耳にしたりされたことがあるものばかりです💡

そして、まったく新しいビジネスモデルというよりは、既存のビジネスに大きな変革をもたらしたものが多く、それらをデジタル・ディスラプター(創造的破壊者)と呼びます。

そして、彼らこそがDXの体現者、象徴とも言えます。

医療分野でのDX事例/大塚デジタルヘルス

精神科医療に対するデジタルソリューション事業を行うため、大塚製薬と日本アイ・ビー・エムが設立した合弁会社である大塚デジタルヘルス。精神科医療では、これまで症状や病歴などの医療情報は数値化されにくいこともあり、カルテは自由記述で蓄積されていました。その膨大な記録を、アイ・ビー・エムが開発した人工知能技術「Watson(ワトソン)」で言語解析、データベース化することに成功。データベースを共有することで、約400万人弱と言われる精神疾患患者の症例の絞り込みや治療に反映することが期待されています。

参考:https://www.mentat.jp/jp/

教育分野でのDX事例/ベネッセコーポレーション

“赤ペン先生”で有名な「進研ゼミ」や「こどもちゃれんじ」を提供してきたベネッセコーポレーション。紙媒体を使った通信教育システムのイメージが強かった同社ですが、2014年度からタブレットを活用した「チャレンジ タッチ」を導入しています。親のスマートフォンで学習状況を確認でき、勉強した分だけごほうびがもらえるなどゲーム感覚で楽しめるようになっています。

参考:https://customers.microsoft.com/ja-jp/story/benesse-azure-professional-services-japan-jp

旅行業界でのDX事例/JTB

旅行業界で国内最大手のJTBは、デジタルトランスフォーメーションに力を入れると同時に、事業再編を行い5年間で約1000億円の投資をすることを2018年に発表しています。例えば、AIを搭載したチャットボットのインバウンド向け観光支援アプリ「JAPAN Trip Navigator」の開発。土地勘のない観光客に英語や繁字体でナビゲートでき、観光客の行動データを分析してサービスにフィードバックしています。また店舗での接客を効率化するために、RPAの導入やディスプレイを活用したリモート接客も展開。今後は、バーチャルな体験による“移動しない旅行”も計画しているそうです。

参考:https://customers.microsoft.com/ja-jp/story/benesse-azure-professional-services-japan-jp

交通・運輸業界のDX事例/日本交通

UberやライドシェアなどMaaSのサービスが拡大するなか、タクシー業界でDXに踏み込んだのが日本交通です。同社の基幹業務システムを開発していた子会社である日交データサービスをJapan Taxiへ改名。同社以外のタクシー会社も利用できる配車プラットフォーム・アプリを開発。またタクシーにタブレット端末を設置した動画広告の展開など、乗車料金だけにとどまらない収益システムの構築を目指しています。

参考:http://www.nihon-kotsu.co.jp/about/release/170301.html

フリーマーケットの例/メルカリの例

C2Cをターゲットにした個人間での中古販売という新しいビジネスモデルを確立したメルカリ💡

匿名発送システムの採用や、これまで利用されていたPCでのインターネットオークションを、スマホ専用アプリの開発で操作の簡便化を実現しました⤴️

また、同社では2019年にスマホ決済サービス「メルペイ」を開始。。。

メルカリでの売上ポイントをメルペイ残高として使用できるなど、既存サービスだけで完結しないシステムを構築しています。

上記に共通しているのが「顧客中心主義」!

ユーザーの利便性を第一に考え、デジタル体験を効果的にサービス化しています。

日本での新しい価値創造には、顧客中心主義がポイントになるかもしれません🧐

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