日証協と日証金と東証
冒頭で記載したように空売りの買い戻し余力は東証だけの確認では不十分です✍️
日証協・日証金の貸付残高まで確認する事が非常に重要です。
とりあえずまずは買い戻し余力のイメージとしては下記を理解しましょう✍️
- 一番大きい:日証協の貸付残高(証券会社主体)
- 二番目に大きい:東証の信用売り残(個人主体)
- 三番目に大きい:日証金の信用売り残(個人主体?)
残高に明記される株数の大きさを考えても見逃せないものですし。。。東証と日証協の方向感が異なっているかもわかりません。
仮に東証の信用買い残が多く買い長でも、日証協がとてつもなく大きな信用売り残で売り長になっていたら買い戻し余力の方が大きいと推察できます。
個人と機関投資家の方向感があっているか、そしてその合算が相対的に大きなものかを確認するためにも両方チェックする必要があります!
ではトレードが初心者の方々にはまだなじみがないかと思う日証協と日証金についてご説明していきます✍️
日証協(日本証券業協会)とは
日証協についてはしっかりと理解していきましょう!
正直理解してしっかりと日証協の貸付残高をチェックしている投資家とチェックをしていない投資家で結果は大きく変わってくるかと思います✍️
日証協は日本証券業協会の略名となります。
日証協の主な概要は下記です🧐
- 全国の証券会社を構成員として1973年7月に設
- 内閣総理大臣の認可を受けた金融商品取引業協会
- 会員には証券会社などが所属、それらに株を貸し付けている
わかりやすく言ってしまうと。。。
- 貸し付けられた株は証券会社自身が空売りを行う
- 貸借取引残高は将来の買い圧力となる可能性がある
株券等貸借週末取引残高とは
日証協では会員である証券会社に貸し付けを行うわけですが、これは貸借取引と言います✍️
また、これらの取引状況は毎週木曜日(第4営業日)に新規成約高・株券等貸借残高
を全体および銘柄別に発表しています📣
皆さんも耳にしたことがあるかと思いますが、”株券等貸借週末取引残高”とは上記にある「週末時点での貸借残高」のことです。
ただし、この中には後述する日証金の貸借残高である制度信用取引は含まれていませんので注意が必要です!
では日証協の貸付残高はどのように調べるのでしょう。
下記より詳しく説明します💁♂️
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