ESG投資のデメリット
デメリットは下記2点です💁♂️
- 短期的なリターンは小さくなりやすい
- 投資先の選定に手間がかかる
短期的なリターンは小さくなりやすい
ESG投資の投資先は、短期的に大きな利益を狙う企業ではなく、ESG課題に取り組む優良企業です。
投資は効率性を重視して行われるのが一般的ですが、ESG投資の場合はリターンよりもESGへの貢献等も考慮した投資先を重視するため、短期的な目線で見るとリターンは小さくなりやすい傾向があります。
ESG投資が一般的な投資方法のパフォーマンスを上回る可能性もありますが。。。ハイリスク・ハイリターンな投資先よりもリスクを抑えられるぶん、リターンも控えめになる可能性があることを認識しておきましょう🤔
投資先の選定に手間がかかる
ESG投資の場合、財務情報等に加えESG要素の分析・評価もする必要があり、個人が行うには負担が大きい場合もあります。
財務情報等の分析・評価だけでも企業の財務や営業等に関する知識が必要になる上、ESG要素も見極めた上で投資判断を下す必要があります。そのため数多くの資料を探して分析するなど、準備や作業に多くの手間がかかることもあるでしょう。
自らESG投資先を選ぶ方法は?
投資先を評価するだけの専門知識や情報収集が必要になりますが。。。個人で企業のESG要素を分析・評価して投資先を選び投資するという方法もあります。
各企業のESG要素に対する取り組み状況については、コーポレートサイトで確認することもできますが、有価証券報告書(上場企業が発行するIR資料)や統合報告書(企業の価値創造に対する方針や戦略等の資料)に記載されることもあります🧐
特にESGへの取り組みに積極的な企業は統合報告書を発行しているケースが多く、それを確認すれば投資家のESGに対する考え方と合致しているかどうかも判断しやすいでしょう。
なお、ESG投資先の候補を見つける判断基準は「ESG指数」が参考になります✍️
ESG指数は、企業をESGの観点から評価して算出される指標です。
代表的なESG指数としては下記のようなものがありますので、ご自身で投資される際に参考にしてみて下さいね💁♂️
- ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・ワールド・インデックス(DJSI World)
- MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数
- SNAMサステナビリティ・インデックス
- モーニングスター社会的責任投資株価指数(MS-SRI)
- MSCI日本株女性活躍指数
いかがでしたでしょうか?
投資をする上で今後は更にESGが注目されてきます!
乗り遅れないようにしっかりと理解しておきましょう⤴️
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