イルグルムは直近高値更新に期待🤭ザッパラスがまさかの高騰!?

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まずは日経新聞の記事の一部を紹介します💡

企業向けにクラウド経由でソフトを提供するSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)関連の銘柄が12月に入り再び騰勢を強めている。前月に株価は大きく調整し、在宅勤務特需をテーマとした買いは途切れたかにみえたが、今度はコロナ後の成長に投資家の期待は向かっている。赤字業績の新興企業も含まれ、株高の持続性を疑問視する声が上がっている。

「機関投資家を中心に押し目を狙った買いが強まっているようだ」。三井住友DSアセットマネジメントの高世智明シニアファンドマネージャーは最近の値動きをこう見る。3日の東証マザーズ市場では7割の銘柄が値下がりする中、会計ソフトのマネーフォワードが反発して先週末比10%高で取引を終えた。

SaaS企業は、主に会計ソフトやビジネスチャット、業務管理ソフトを手掛ける。企業のデジタル化加速への思惑から夏ごろから買いが集中。会計ソフトのフリー株が年初から2.9倍になるなどして市場の関心を集めた。

ワクチンの開発加速などでコロナ禍の終息が意識されたことで11月以降、利益確定売りが膨らんだが、足元では再び買いが優勢。「成長性の高さを確認した機関投資家が買っている」(高世氏)とみられる。

フリーは7~9月期決算で有料会員数を伸ばし、業績の裏付けが伴う。11月25日、米ファンドのコラ・マネジメントが5%超の株式を保有していることが判明。米国ではSaaSのビジネスモデルに理解がある投資家が多いという。

大和証券の関根哲アナリストは「日本企業は米国などに比べてクラウドの導入が遅れており、コロナ終息後もSaaS銘柄の成長余地は大きい」とみる。菅義偉政権のデジタル戦略も追い風との期待は大きい。

しかし、足元の株価水準が適正かどうかを見極めるのは難しい。成長途上のSaaS銘柄は開発費や広告費といった先行投資がかさんで赤字の企業が多く、PER(株価収益率)などは用いづらいためだ。

代わって投資家が用いる投資指標はいくつかある。一つは時価総額を年間売上高で割ったPSR(株価売上高倍率)だ。売上高の増加から株主価値を判断し、PSRが高いほど株価は割高と考えられる。例えばフリーは約46倍と高いのに対して、名刺ソフトを手掛けるサンサンは約13倍。比較すると割安だ。

投資家のリターンに直結する利益に基づかない投資尺度は限界もあり、「今後は業績の中身を精査する動きが強まりそうだ」(三井住友DSの高世氏)。

業績の先行きを占うヒントの一つは各社が持つ顧客の属性だ。大和証券の関根氏は「コロナ禍が続くと、大手企業を顧客とする銘柄は営業活動が停滞し、成長が鈍る懸念がある」と指摘。一方で「顧客が中小企業ならデジタル化余地が大きいことや意思決定の早さから順調な成長が見込める」という。

高世氏は足元で押し目買いをいれつつ、来期以降も持ち続けられる銘柄か業績を基に選別を始めたという。テーマ株としてひとまとめに上昇してきたSaaS株に過熱感もあるのは否めない。一部銘柄の期待がはげ落ちた時には、株価の調整は深くなるリスクも意識する必要がありそうだ。

日経新聞

このSaaS関連の上昇率にブイキューブとラクス😏

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