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下記は日経新聞の記事です✍️

私も大口の機関に立ち向かっても勝てない。。。流れに乗るべき!とよく言っていましたが。。。

個人投資家と空売りファンドの記事です💡

私も空売りファンドは正直嫌いです😤

興味深い記事なのでそのまま記載します✍️

米ウォール街で先週の株式市場は大荒れとなったが、個人投資家軍団に痛めつけられたヘッジファンドのために涙を流す人はほとんどいない。

空売りファンドは今、時に略奪者のように中傷されるが、今や個人投資家たちの怒りの的になっている。個人投資家はレディットなどのSNS(交流サイト)上で空売りファンドのことを、いかさまで個人投資家から搾取するエリート層の一員として描き出している。

そうしたファンドの1つが1月29日に降参した。20年間空売りを手がけてきた米シトロン・リサーチが、売り銘柄を特定するリポートの公表をやめ、今後は買いの機会を探ることに集中すると発表した。

シトロンは米メルビン・キャピタルと並び、経営不振のゲーム専門店ゲームストップ株などを狙った個人投資家の猛烈な買いによって窮地に追い込まれたヘッジファンドの一つだ。個人が大量に株を買い、株価が急騰するなかで、これらのヘッジファンドは株価下落を予想した空売りの手じまいに追い込まれ、多額の損失を被った。

しかし、このように熱に浮かされた時期には、空売りが金融のエコシステム(生態系)において重要な役割を果たすという事実が忘れられがちだ。

空売りは、ヘッジファンドの基本的な売買戦略のひとつだ。証券会社から株式を借りたうえで、市場で株を売る。株式を返す前に安値で買い戻し、その過程で利益を稼ぐ。

ビジネスモデルに問題ある企業を特定

この戦略の過程は、株式市場の長期投資家に対し、特定株に対する市場の過剰評価を警告する。ビジネスモデルに問題がある企業を特定するとともに、経営陣の責任を問い、時には疑わしい会計を白日の下にさらすこともある。

ドイツの決済サービス大手ワイヤーカードの株を空売りしたヘッジファンドがその一例だ。ファンドは当初、相当な非難を浴びたが、フィンテックの寵児(ちょうじ)ともてはやされたワイヤーカードは結果的に去年破綻し、空売りファンドの見方が正しかったことが証明された。

経営難の企業を売り、相対的に強い競合企業を買ういわゆる「ロング・ショート戦略」は2020年に、ヘッジファンドに大きな利益をもたらした。データ提供会社ユーリカヘッジによると、ロング・ショート・ファンドの昨年の平均利回りは17.3%に上った。

だが、空売り筋が目の敵にされるもう1つの理由は、企業の長期的な成長シナリオと、常に右肩上がりの株価を想定する市場の楽観論に水を差す点にある。

この強気の見方は、ゲームストップ株を高騰させる一因になったレディットのフォーラム「ウォールストリート・ベッツ」などのプラットフォーム上の投稿にみなぎっている。

宝くじ化する株式投資

そんな個人投資家の全てが、一部で指摘されるアマチュア軍団ではなかったかもしれない。プロのトレーダーも個人の口座を持っているからだ。だが、コロナ対策の給付金や証券会社の売買手数料の引き下げ、株式の小口売買などの要因が重なり、米国の株式市場で個人投資ブームが起きているのは事実だ。

この新たな個人投資家の集団にとって、格好の武器は決まった価格で株式を売買する権利を手するオプションの購入だった。この金融派生商品は、株式売買に「宝くじ」や「スポーツ賭博」のアプローチを持ち込む。

限られた前払い金で「コールオプション(買う権利)」を買えば、リスクは限定される一方で、株価が上がれば上がるほど得られる利益は大きくなる。

こうしたオプションは個人投資家に、ヘッジファンドに挑む力を与えた。一部のヘッジファンドは無防備にも深入りしていた。ゲームストップの場合、それが顕著だった。

米調査会社モーニングスターによると、空売り筋が市場で売り、買い手に渡すことを約束したゲームストップの株式数は、同社の浮動株数の260%相当にのぼっていた。月初には1株20ドル前後で売買されていたゲームストップ株が1月の最終週に一時500ドル近くまで高騰したわけだ。

「特定銘柄を大量に空売りすると、もう自分ではコントロールできなくなる」。ロング・ショート型ヘッジファンド、アクティブ・オルツを運営するブラッド・レイメンスドーフ氏はこう話す。「誰の目にも明らかなポジションのしこり(集中点)が発生し、相場が反転する時に狙われる」。

幅広い銘柄に投資する投資家たちは、今回の件を市場の雑音と受け流すだろう。だが、市場には明らかに、ファンダメンタルから見て、大きく逸脱した価格で取引されている部分が複数存在する。この事実は、デイトレードの発想を超えた長期的視点を持つ投資家に投資機会をもたらす。

ゲームストップは現実的な水準まで下げる条件が整っている銘柄の代表格であり、いつかは空売り筋が報われる。ヘッジファンドが損失を埋めるために現金化を急いで売った結果急落した銘柄は押し目買いの好機といえる。

米リサーチ・アフィリエイツのパートナー、ビタリ・カレスニク氏は「ミスプライス(適正価格との差)が多くあることは、根気強い逆張り投資家が利益を得る機会が多いことを意味している」と言う。

しかし、現在のようなマーケットの状況(借金とデリバティブ=金融派生商品=に依存した個人投資家の買いによる投機的な株高)は過去に、バブル相場の天井を告げるシグナルになっている。2000年、そして程度の差こそあれ2007年の似たようなピークの後には、幾つかのヘッジファンドが打撃を受けるだけでなく、広く影響を及ぼす大幅な株価下落が続いた。

「バブルの崩壊が近いことを示す最も確実な兆候のひとつは、個人投資家が借入金で市場に殺到することだ」。金融大手ソシエテ・ジェネラルのアルバート・エドワーズ氏はこう指摘する。「ミレニアル世代の個人投資家の集団は今怒っているかもしれない。だが、いずれバブルがはじけて一文無しになる時がやってくるだろう」

日経新聞

今後はこういった記事がどんどん出てくると思っています💡

では新興市場を見ていきましょう💁‍♂️

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